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【書評】 臨牀消化器内科 2015年6月増刊号 「胃癌の診療」 【感想】

オススメ度 ★


臨牀消化器内科 6月増刊号 「胃癌の診療」を読みました。
病院の棚に置いてあるのを読んで、実際に購入してみて何度か通読しました。

1. 内容

臨牀消化器内科としては2004年以来10年ぶりの「胃癌」の増刊号です。
胃癌診療に必要な基礎知識、診断、治療(内科的治療、外科的治療、緩和治療)から胃癌類縁疾患(残胃の癌、AFP産生胃癌、胃GISTなど)、最新のトピックスまで胃癌に関連した内容をほぼ完全に網羅しています。
日本の胃癌罹患率および死亡率が海外に比べて極めて高いこと、日本人における胃癌危険因子のエビデンス(喫煙、H.pylori感染は確実)、最新の胃癌治療ガイドラインおよびアルゴリズム、内視鏡診断、臨床試験に基づいた化学療法レジメン(カペシタビンを含む一次治療)、緩和療法などなど……胃癌に関する最新の知見を交えた情報ばかりです。
 

2. 本書の特徴

序文にあるように胃癌診療の進歩が実感できる充実の内容です。
胃癌に関する最新の知見が一冊の本に体系的にまとめられています。
 

3. おわり

胃癌に関する本はたくさんありますが、その診方や最新の知見(2015年時点)が体系的にまとめられている本書を読むことができて良かったと思いました。明日からの診療に活かせそうな気がします。


胃癌治療ガイドライン 医師用 2014年5月改訂 【第4版】

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